パンがうまく焼けない原因、オーブンかもしれま
「ちゃんとオーブン
温まっていますか?」
パンが思ったように焼けない
クラストが硬くならない
クープが開かない…。
そんなとき
発酵や成形のせいだと
思っていませんか?
でも、見落とされがちなポイントが
「オーブンの予熱」です。
実は、予熱完了のアラームが
鳴っていても
オーブン全体がまだ設定温度に
達していないということは
よくあるのです。
とくにハード系のパンを焼く場合
適切な高温状態が必要不可欠。
予熱が足りないと
クラストがしっかり形成されず
理想的な焼き上がりになりません。
オーブンの「予熱完了アラーム」は信じてはいけない?
多くの家庭用オーブンには
設定温度に達すると
「予熱完了」のサインが出ます。
でも実際には
センサーの近くの一点だけが
設定温度に達しているだけで
庫内全体がまだ十分に温まっていない
ケースが多いのです。
これはオーブンメーカーが
嘘をついているわけではなく
構造上どうしても起こることなんです。
お持ちなら「オーブン用温度計」を使ってみてください
おうちにオーブン用の温度計がある方は
ぜひ使ってみてください。
- オーブンの奥
- 手前
- 左右
それぞれの位置に置いて
温度をチェックしてみると
場所によって10〜20℃の差が
あることも。
これだけでも焼きムラが
出てしまいますし
予熱完了だと思っていたのに
実際には温まっていない
ということも十分ありえます。
パン作りは「オーブンとの対話」
パン作りの成功のカギは
発酵や成形だけでなく
焼成時の温度とタイミングの
コントロール。
あなたのオーブンのクセを知ることが
確実なステップアップになります。
たとえば、私が開講している
「ルヴァンリキッドで作るパン動画講座」
でも、焼成のコツや温度の考え方を
丁寧に解説しています。
「なぜか同じように焼いても
違う仕上がりになる」
と感じている方は
ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
- オーブンの予熱完了アラームは鵜呑みにしない
- 温度計を使って庫内の実際の温度を確認する
- 予熱不足はパンの出来を大きく左右する
- オーブンのクセを知ることが、安定した焼き上がりへの近道
オーブンとの付き合い方については
別の機会にさらに
詳しくお話ししますね。
一緒に「焼きの腕」も
磨いていきましょう。
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