自家製酵母パンを作っていて、
「うまく膨らまない」
「気泡が入らない」
「食感が思った通りにならない」
そんな経験はありませんか?
実はこれ、粉の選び方が
関係していることが多いんです。
今回は、パンづくりに欠かせない
「粉」の基本をまとめました。
特に、自家製酵母との相性や、
粉のたんぱく質量についても解説します。
強力粉:しっかりグルテン、ふっくら仕上がる
たんぱく質11.5〜13%と高く
グルテンがしっかり形成されるため
- ふっくらと高さのあるパン
- 山型食パン
- リッチな配合のパン(バター・卵入り)
などにぴったり。
準強力粉:軽やかな食感に仕上げたいなら
たんぱく質は10〜11%。
バゲットやカンパーニュのような
軽くて気泡の入った
クラストが作れます。
私は「リスドォル」を
使うことが多いです。
風味がよく
扱いやすい準強力粉です。
中力粉:やわらかいパンや蒸しパンに
たんぱく質は9%前後と低めで
もちっとした食感になりますが
グルテンは弱いため
発酵力が弱めです。
単独で使うより
準強力粉や強力粉との
ブレンド使いがおすすめ。
私はあまり使いませんが
海外の受講生は手に入る粉が
限られることが多いため
中力粉で調整しています。
粉の袋を見るクセをつけよう
たんぱく質量で選ぶ
粉袋の裏面には
たんぱく質量の表示があります。
目安としては…
- 強力粉:11.5〜13%
- 準強力粉:10〜11%
- 中力粉:9%前後
たんぱく質量を意識して選ぶだけで
パンの安定感・再現性が大きく変わります。
自家製酵母との相性も大事
自家製酵母は発酵に時間がかかるので、
最初は強力粉で作るパンで
しっかり膨らませるのが◎。
慣れてきたら、
準強力粉などで香りや
食感に個性を出していくと、
パン作りがもっと楽しくなります。
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まとめ
パンが膨らまない、食感が安定しない…
そんな悩みの原因は
粉にあるかもしれません。
一度、使っている粉を見直してみてくださいね。
あなたのパン作りが
もっと豊かになりますように。
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