こんにちは、オランジュリーの松尾美香です。
ふっくら膨らんだパンを見ると
気分も上がりますよね。
でも、「どうしてもパンが思ったように膨らまない…」
というお悩み、よく耳にします。
今日は、そんなときに見直してほしい
3つのポイントと対策をご紹介します。
1. こね不足でグルテンができていない
パン生地は、しっかりこねることで
中にグルテンという
「伸びる網目構造」ができます。
このグルテンがしっかりできていないと
ガスを抱え込めず
パンが膨らみにくくなります。
《対策》
生地を引っ張って、
薄い膜(グルテン膜)ができるまでこねるのが目安です。
2. 発酵の見極めができていない(不足・過発酵)
発酵が足りないとパンは膨らまず、
反対に発酵させすぎるとガスが抜けて、
しぼんでしまいます。
《対策》
発酵の進み具合は
「指で軽く押して、ゆっくり戻るかどうか」
で判断しましょう。
戻りが早すぎる → 発酵不足
押した跡がそのまま残る → 発酵しすぎ
3. 材料(特に砂糖)の影響
意外と見落としがちなのが、砂糖の量。
砂糖が多すぎるとイーストの働きが鈍くなり、
発酵しにくくなることがあります。
《対策》
配合に合わせて
発酵時間を長めに取ることで調整できます。
まとめ:パンが膨らまないときに見直す3つのこと
- グルテンができるまでしっかりこねる
- 発酵は「時間」ではなく「生地の状態」で判断
- 材料の配合(特に砂糖)にも気をつける
パン作りは、失敗からもたくさん学べます。
少しの工夫でふんわり美味しいパンになりますので、
焦らずに楽しんでくださいね。
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